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『COOL』は、世界で活躍するアーティストやニューヨークで注目のアートシーンなどを紹介していくアートマガジンです。創造するということ、かっこいいものを見ること、そこから感じる何かを世界中で共感できたらおもしろい!文化が違うとこんな違ったかっこよさもあるんだ!そんな発見・感動をしてもらえるボーダレスなアートマガジンを目指しています。現在、全米各地やカナダ、フランス、日本、中国などで発売中。誌面ではなかなか伝えられないタイムリーな情報や、バックナンバーに掲載されたインタビューなどをこのブログで公開していきます。
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タンク型のフラワーベースやブリキロボットのネジを想わせるフックなど、ユニークなオブジェをつくるLa Tête au cube (ラ・テットゥ・オ・キュブ、「頭3」の意味)。ストラスブール出身のジェロム・フィッシュバックとコルシカ島生まれのティエリー・ディストリアが2005年にパリで立ち上げたこのユニットは、国内外のアート・デザイン雑誌やファッション誌など広くメディアで取り上げられ、早くも注目を浴びている。



COOL :La Tête au cubeはどのようなきっかけで立ち上げたのですか ?

J :ボクはビジネス専門学校を卒業後、スポーツ合宿をオーガナイズする仕事をしていた。でも何か別のことをしたくなったんだよね。
T :ボクはプロダクトデザインの勉強をした後、数ヶ月間Philippe Starckのもとで働いた。その後独立してクラブやブティックの空間デザインをてがけた。日本とフランスのマクドナルドの内装などもね。ボクたちは20年来の友達で、あるとき二人でビール片手に「なにかひと味違ったものをつくってみようか ?」と盛り上がった。そしてジェロムが代表者、ボクがデザイナーというかたちで2005年に立ち上げた。その年の9月、パリのインテリア見本市「Maison&Objet (メゾン・エ・オブジェ)」に出展して以来、順調に展開しているといった感じかな。

COOL :ものづくりのコンセプトは ?

J :デザインの市場では激しい競争が繰り広げられている。ボクたちは売れれば何でもいいなんて思わない。明確なコンセプトを持って活動することが大切なんだ。ボクたちはそれぞれのオブジェにストーリー、というか何か語れるものを込めている。
T :例えばタンク型のフラワーベース「Tank you」。あるカップルがケンカをする。その後、どちらかが「ごめんね」の言葉と共に花を添えたこのベースを相手に渡して仲直りする。もっと広い意味でいえば休戦のシンボルでもあるけど、仲直りの象徴として手渡しするという親密なコミュニケーションをイメージしてつくった。ネジ型のフック「Hookey」は壁に取り付けるようにできている。Hookeyのある家はネジを回せばブリキロボットのように動き出すんじゃないか、ということをイメージした。日々の生活の中でもっと想像力を膨らませてほしい、と伝えたい。フランスを代表するリモージュ磁器でつくられていることも伝統とモダンの融合という意味で面白いと思うし。
J:ボクたちはユーモアが好きだし、詩的なものや挑発的なものもつくっていきたい。ただあまり知的な意味合いや難しい理論は並べたくない。世界中の誰が見ても分かるようなシンプルなメッセージを伝えたい。カウボーイが命拾いをするスキットル「Lucky」や孤独を凌ぐ「Plaid buddy」も、説明なしでも作品自身がメッセージを語ってくれるようなものを、時には皮肉を込めてつくってきた。

COOL :ティエリーさんはもともと空間デザイナーとして活躍されていましたが、その後どのようなきっかけでオブジェのデザインを始めたのですか ?

T:いろいろなアイディアをかたちにすることに興味を持ったからかな。自分のエスプリを込めたものをつくりたい気持ちがまずあったから、別にオブジェじゃなくてもよかった。
もしかしたら今後は新しいかたちで展開していくかも。

COOL :影響を受けたアーティストはいますか ?

J :作家のBret Easton Ellis。人とはズレた感性や精神世界を持っているから。
T :影響を受けたというよりも、持っている世界観が好きな人はいる。James Turrellの光のアートやChristian Dior メンズコレクションのデザイナー Hedi Slimaneが手がけた写真集かな。

COOL :プライベートワークスもしていますか ?

T :うん、最近少しずつね。今はマドリッドのソフィア王妃芸術センターで予定される企画展「フラメンコとアヴァン・ギャルド」に向けて、センターのブティックに置くオブジェを制作中。
J :ほかにもパリ国立装飾美術館との企画でNeil Poultonデザインのカップ&ソーサーのプロジェクトを進めている。

COOL :日本には行ったことがありますか ?

J :旅行で一度だけ。ショッピングが楽しかったな。レコード店に8時間も居座った(笑)。
T :仕事で2回、プライベートで1回。仕事で京都に行ったとき、一日だけ休暇があって、ボクが観光できるように取引先がガイドさんを手配してくれた。でも実はその人、日本語しか話さないので全然コミュニケーションが取れなかった。それでも観光名所に着くたび、一生懸命説明してくれた。あの日のことは一生忘れない(爆笑)。

COOL :今後の展望を教えてもらえますか ?

J :オブジェ以外のものもつくっていきたい。服や音楽とのコラボレーションなども。デザイナーも増やしたいし、別のアーティストの作品を取り入れたり、好きなものを集めたい。
T :でも全部集めていくと、いずれはショップを構えることに自然とつながるかもしれないね。


Text by Chiho Yoda, Photo by Mieko SAI


La Tête au cubeオフィシャルサイト
http://www.lateteaucube.com/

Omnific :日本での取扱先(ネット販売)
http://dp00011055.shop-pro.jp/

Charles&Marie :USA取扱先(ネット販売)
http://charlesandmarie.com/

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水墨画を彷彿とさせる独特の美しい風景写真で人々を魅了し続ける写真家、マイケル・ケンナ。彼が毎年のように訪れているという北海道の地。この冬も、自身が「最も思い出深い場所」と語る屈斜路湖での撮影を行った。自然との対話の中から生まれた「最も美しい瞬間」をモノクロの世界に写し込んでゆく独自の世界観。豊かな感性と精神性に裏付けられたマイケル・ケンナの美学に迫る。



©Michael Kenna/RAM

Q1.あなたの経歴および写真との出会いについて教えて下さい。

私は、1953年にイギリスのランカシャー地方にあるウィドネスという町で、労働者階級のアイルランド系カトリック教徒の家庭に、6人兄弟の末っ子として生まれました。私の家庭には芸術的伝統などまるでありませんでした。大人になるにつれて、カトリックの教会にとても感銘を受けるようになり、11歳になる前に、聖職者になるための訓練を受けるべく神学校に進学しました。その学校には17歳まで在学していました。それから私は、芸術に対しても大変強い関心を持っていたので、オックスフォードシャーにある「バンバリー・スクール・オブ・アート」に行くことにしたのです。さらに「ロンドン・カレッジ・オブ・プリンティング」では3年間写真を学びました。その後は広告写真家のアシスタントとして、補助業務やモノクロでのプリントなどを担当しました。そして仕事の傍ら、趣味としての風景写真を撮り続けたのです。70年代の半ばにアメリカに渡った際には、ファインアートで生計を立てていく可能性を真剣に考えていました。ニューヨークにはたくさんの写真専門ギャラリーがあったし、そこでは、写真がアートのひとつの形として高い評価を受けているように見受けられたからです。それからサンフランシスコに活動の拠点を移し、しばらくの間その地に住みました。2004年からはオレゴン州のポートランド北部に移り住んでいます。

Q2. 初めてカメラを持ったのはいつ、どんなきっかけでしたか?

子供の頃から心の中で写真を撮影していたように思います。確実に影響を与えられたのは、70年代の初期にバンバリー・スクール・オブ・アートで学んでいた頃のことでしょう。写真はコースの授業の一環で、自分をさらけ出すことのできる、いくつもの芸術媒体のうちのひとつでした。私は周囲にあるもののイメージを作りました。それはとてもエキサイティングなことでした。

Q3. 影響を受けた写真家もしくはアーティストは誰ですか?

最初は、ファッション、広告、スポーツ、静物、フォトジャーナリズムなどの商業的な側面を学びました。ですから私は風景写真の深い歴史などは知らなかったのです。のちに、ビル・ブラントやジョセフ・スデック、ユージェーヌ・アジェ、そしてアルフレッド・スティーグリッツといった大家の作品を見ました。彼らの作品は、深遠で、印象的で、そして影響力がありました。他のコースでは美術史も学んでいたのですが、カスパー・ダーヴィト・フリードリヒ、ジョン・コンスタブル、そしてジョゼフ・ターナーには特に惹かれました。しかし、はっきりと誰から影響を受けたかというのは私にも分かりません。何千という画家、彫刻家、写真家、作家、ライター、音楽家、詩人、そういった人たちが自分に大きな影響を与えているのだと思います。もしも、その人たちの名前を全てリストアップしたとしたら、それはとんでもなく長いものになるでしょうね(笑)

Q4. あなたにとって写真の魅力とは?

たった一人で、夜、星明りの空の下にいるところを想像してみて下さい。静寂に耳を傾け、世界がゆっくり動いているところを眺めながら。考えること、想像すること、夢を見ること、そこにはすべての感覚が存在しています。カメラは目で見ることのできないものー累積する時間ーを見て、記録し、創造していきます。あるいは雪が降り積もる一本の見事な木として大地に立っているような感覚を想像して下さい。そこは一面真っ白で、雪が降り積もる音だけが聞こえます。私は写真を作る過程のほとんどすべての側面を(フィルムを現像する工程を除いて)愛しています。旅すること、探求すること、イメージを作ること、出来上がったばかりのコンタクトシートを見ること、プリントすること、展示すること、本を作ること、その他全てにおいてです。人生を通じてこの道を探し出すことができたのは幸運だったと思っています。それは私にとって、他に自分の時間を費やすのに良い道があったとは考えらないほどです。

Q5. どんな時に「写真を撮りたい」という衝動に駆られますか?

コンディションや場所、主題、精神的な繋がり、そういったものがひとつになる瞬間があります。それは非凡で特別な瞬間です。そういった場面に居合わせることができることは特権であり、景色と主観的な解釈を統合できる可能性を持つということです。少なくとも私にとっては筆舌に尽くしがたい経験なのです。

Q6. 今回の日本での撮影旅行で特に印象に残った場所や出来事は?

やっぱり北海道はいつ行っても素晴らしいですね。寒くて、広大で、孤独で、それでいて白く生き生きとしていて。私が写真に撮りたい雪や風や霧といった要素は、いつ行っても私に親切にしてくれるような気がします。撮影の合間には、太陽が顔を覗かせてしまうこともままありますが。しかしなんと言っても一番の思い出は、2002年、2004年そして2005年にも撮影した屈斜路(くっしゃろ)湖を再び訪れたことですね。その日はまだ暗いうちに到着しましたが、星が出ていて、驚くほど晴れた朝でした。私は雪を乱さないようにしながら木の周りを歩いていました。すると雲が出てきました。さらにグレーの霧が降りてきました。そしてしばしの静寂があり、すぐ近くで白鳥が素晴らしい夜明けのコーラスを奏でながら目を覚ましました。私は数時間のあいだ、ゆっくりと、近づきつつ、対話をしながら写真を撮りました。最後に私は木肌に触れ、「幸せなバレンタインデーを」と、彼女のために願いをかけました。そう、この日は2月14日の朝だったのです。

Kussharo Lake Tree, Kotan, Hokkaido, Japan, 2002 ©Michael Kenna/RAM


Q7.日本の風景のどこに魅せられるのですか?

日本の風景には私の故国イギリスに似た特徴があり、故郷を思い出させてくれます。日本は海に囲まれた島国です。何世紀もの間、そこで人が暮らし、働いてきたひとつの場所です。日本は地理的規模としては小さく、空間は密集しています。人々は潔癖で、規律があって、好意的で、よくゲストを歓迎してくれます。私は日本の土壌には力強い大気が存在しているように感じ、それと一体化するのです。私は記憶とストーリーを撮影することが好きなのですが、この美しい国を歩き回っていると、奇妙なことにまるで自分の故郷にいるような気持ちになるのです。だからこれからも(日本には)何度でも喜んで戻ってくることでしょう。

Q8. 7 1/2インチ(約19cm)四方というプリントサイズを選ぶのはなぜですか?

人が私の仕事を見たときにとても親しみ易く、かつ私の好みも反映されているサイズだからです。人間の目が焦点を合わせる際の視界はおよそ35度なので、見る人が作品から10インチ(およそ25.4cm)離れたところで最も良く見えるように意図されています。それはかなり近い距離ですが、私はそういう関わり合いかたが好きなんです。もっと大きいサイズのプリントは、より距離を必要としますからね。もう長い間ずっと同じサイズでプリントしてきましたが、30年も前の写真と、今日私が撮った写真とが幸せに共存できるというのがいいですね。ひとつの大きな、まるで幸せな家族のような…

Q9.今までに訪れたことのない場所で、次に訪れたい場所はどこですか?

撮影する場所はどの場所も友達のようなものです。友情を深めるために何度でも訪れたいですね。しかしいつも新しい友達は必要ありません。彼らは私の時間を取り上げてしまうでしょうから。大抵は写真を撮ったばかりの場所でしばらく時間を過ごすのが好きです。特に、中国、インド、日本、韓国ですね。旅の風が私を連れて行ってくれる場所で皆さんとお会いできるでしょう。いつ、どこへ行っても幸せですね。私は本当に旅行が好きなんです。


Q10. 写真家としてどんな瞬間に喜びを感じますか?

一瞬、喜び(Pleasure)ではなくて、プレッシャー(Pressure)と聞かれたのかと思いました(笑)そうですね、充実した人生のすべての局面において帳尻を合わせ、優先順位をつけるのは、時としてとても難しいことです。すべてのことを理想通りにするためには、一日に充分な時間、一年に充分な日、もしくは人生における充分な年数などありません。だから時には多少のプレッシャーもあります。そしてまたたくさんの喜びもあります。私は自分のやっていることを愛しているし、そしてそれは私に大きな満足感を与えてくれます。写真家であることはつまり、経験のために狩りをしているようなものです。私は自分の経験を感じ、それを写真に収めます。私は他の人たちがその経験を見ることができるようにするための仲介役として行動しているのです。もちろん私は、それらに自分の主観的な解釈に基づいて触れていますが、それでも私は案内役であり、ガイドなのです。少なくとも私の心と目は、世界の素晴らしさや不思議、感動的な美といった側面に目を向けているのです。果たしてそれ以上に大きな喜びが存在するでしょうか?

Q11. 愛用しているカメラは?

現在は使い古された年季物のハッセルブラッドを愛用しています。完全なマニュアルで、充電地も、デジタル画面も、かわいいベルや警告音も全くないタイプですよ(笑)でも極限の環境下でも動作可能で、かなりの信頼を寄せています。ハッセルブラッドは多機能だが重すぎない、これは私にとってとても重要な考慮すべき事です。フレーム全体をプリントでき、必要に応じてトリミングすることもできる、適正なサイズのネガフィルムを手にすることができます。もう20年近くこれらのカメラと一緒に仕事をしてきたので、もう手に取るように分かりますしね。デジタルの革命がこれ以上伝統的なフィルムや印刷用紙を生産する必要がないと命じるまでは、私はこの友好的な主力選手達と一緒にいるつもりです。

Pine Trees, Wolcheon, Gangwando, South Korea, 2007 ©Michael Kenna/RAM


Q12.ファンの皆さんにメッセージをお願いします。

もし私が知っていることがひとつあるとすれば、それは「私は何も知らない」ということです。最近私は、私に「答え」を求めるメールをたくさん頂くのです。それは「どうやって写真を撮ればいいのでしょうか?」とか「どうやって生きていけばいいでしょうか?」、「どうすればアートの世界で成功できるのでしょうか?」、「展示会を開くにはどうすればいいのでしょうか?」、「どうすれば本を出版できますか?」などなど…もちろん、それらに対する答えがあればいいのだけど、私は無いと思います。まあ、少なくても私はそう思うし、またそういった質問全てに返信しようとしたらフラストレーションが溜まってしまいますしね。おそらく良い人生を生きるだとか、成功するということの秘訣なんてないのではないでしょうか。一生懸命働くこと。今あるこの瞬間に生きること。責任感を持つこと。次のチャンスなんて来ないかも知れないんだから、人生を楽しまないとね!そして自分が大切にして欲しいと思う分だけ、他人のことを大切にしてあげることです。


Interview by Kyoko Kobayashi, Photo©Michael Kenna/RAM


オフィシャルサイト
www.michaelkenna.com



2009年1月8日(木曜日)新しい年の幕開けと共にニューヨークのアート・シーンも多くのギャラリーで新しい展覧会が一斉にオープニングをむかえた。

その中でもひと際,異彩を放っていたのが、ハーレムのアートスクールのギャラリースペースに現れた巨大な彫刻であった。木で制作された巨大なオブジェは,なだらかな曲線とシャープな直線が巧みに絡み合わさり,立体でありながらまるでマチスのドローイングを彷彿とさせる。モダンな構成でありながら,素朴な木のオーガニックさが、伝統的な“粋”も感じさせる。曲線は作品の中に新たな空間を作り出し、作品のパートのひとつひとつからまた新たな空間を見いだせる。スペースからインナー・スペースへとラインを追うごとに深いラビリンスへと誘われるようだ。

この巨大な作品はアーティストの呉圭錫(オー・キュソク)氏によるものである。呉氏は展覧会会場を訪れた時に、作品制作のインスピレーションを受けた。“レンカ・プロジェクト”と名付けられた作品と空間のコラボレーションは約三週間をかけ,現地で完成させた。作品は本来は空中に浮かせられる予定であったが、主催者側と折り合いがつかず断念。この巨大なオブジェが広い展覧会会場で浮かんでいる姿をぜひ見たいものである。

レンカ・プロジェクトの経過は呉氏のウェブサイト:www.kyuseokoh.com に掲載されている。

展覧会は2月3日までの予定であったが、3月一杯まで展示が延長される事に決定した。


Text & Photo by Sai Morikawa



The Harlem School of the Arts G-Space Gallery
“Stop-Action!”
January 8th–February 3rd, 2009

645 St. Nicholas Ave. @ 141st St.( take B,D,A,C 145st.)
New York, New York 10030
Tel: 212-926-4100 Fax: 212-926-5835
www.harlemschoolofthearts.org

  


COOL年末年始特別号が完成しました!
誌面の大刷新に加え、ページ数も大増量でお届けします!

気になる特集の内容は…

巻頭を飾る特別インタビューは横尾忠則!
2号連続掲載の前編をお届けします!

さらに中国アート界のスーパースター方力鈞のインタビューを収録!

そして今回の最大の目玉!
2008年の北京にオリンピック開会式を手掛けた2人のビッグアーティスト、蔡國強と石岡瑛子が夢の対談を実現!今だから語れる裏話や制作秘話など、北京にかけた熱い想いを語り尽くす、17ページに渡る特別企画です!



■COOL Vol.17 2008-2009 年末年始特別号 Contents■

p.03-11 巻頭インタビュー 横尾忠則 (前編)
p.12-17 方力鈞(ファン・リジュン)インタビュー
p.18-21 オープニング・レポート Museum of Arts and Design
+チーフキュレーター インタビュー
p.22-27 Interview with Nalini Malani
p.28-31 Interview with Huma Bhabha
p.32-48 スペシャル対談 蔡國強×石岡瑛子
p.49-51 The Nomadic “decob” Osaka→Hong-Kong
p.52-67The Worldwide Art Views
Who saw who? /London
estethica/London
Catherine Opie/New York
TEMPORAERE KUNSTHALLE BERLIN/Berlin
No More Dog Poo!/ Switzerland
Patricia Hendrychova-Estanguet / Paris
Heart of Shapes/Tokyo
Night Garden Art Project in 東山「月-THE MOON」/Kyoto
p.68-71 Pick up Artist / Jordan Galland
p.72-73 Look! Look! Art Books
p.74-77 Big Apple Entertainment Stage 2
p.78-79 Chinese Art Now Vol. 6
p.80-81 Film Freaks Scene11
p.82-83 J-POPアートNEWS ②
p.84-85 Toronto Art Report #8
p.86-87 The Diary of A Nomadic Artist Vol. 3
p.88-89 NY Style Vol.6

COOL Vol.17日本でも好評販売中です!







上海展エントリー締め切り→12月10日



近年、世界中で環境問題に注目が集まる中で、上海では2010年に「城市,让生活更美好」のスローガンのもと万博が開催されます。その上海万博に先駆けて、アートによる環境問題への取り組みを目標に掲げ、オリジナル・エコバッグ「decob」プロジェクト in 上海が開催されます。



decob上海展概要
期日:2009年1月10日〜23日
会場(2会場同時開催)
The Foundry Gallery (筑造空间)
中国上海市陕西北路729弄内到底 (近康定路) 邮编200040
End of lane 729, Shanxi Bei Road (x Kang Ding Road), 200040 Shanghai, China
月-金曜 10:00-18:00 / 土曜、日曜 13:00-18:00

Ligare Gallery
中国上海市康定路528弄D棟102室 (近西康路)邮编200040
Room No.102, Build. D, Kangding Road 528 (x Xikang Road), 200040 Shanghai, China
火−日 13:00 - 21:00





※初日のオープニングセレモニーでは政府の要人によるテープカットが行われるほか、新民晩報をはじめとした各報道機関が取材に訪れる予定です。

【The Nomadic “decob” 5th Stage in Shanghai 募集要項】

参加資格
プロ・アマを問いません。どなたでもご応募が可能です。

アワード
1)審査員賞、観客賞など各種アワード(ターナー色彩株式会社提供による賞品)
2)COOLにて作品紹介&インタビュー掲載
3)その他、スポンサー企業やギャラリーとのコラボレーションなど


エントリーの手順

1)作品のデザイン案(jpgもしくはpdfファイル)を添付の上cool.decob@gmail.comまでご送付ください。その際、メール本文に下記に挙げる項目すべてを記入してください。

①本名(日本語・英語表記)
②アーティスト名(英語表記)*アーティスト名がある方のみ
③作品のタイトル(英語表記)
④素材/技法等(英語表記)*例:シルクスクリーン→Silkscreen、油彩→Oil Painting
⑤作品のコンセプト(日本語)
⑥販売価格*下記販売価格の項を参照してください。
⑦アーティストプロフィール/略歴*添付ファイルでも可
⑧ウェブサイト*ある方のみ
⑨住所
⑩メールアドレス
⑪電話番号

デザイン案のフォーマットはこちらのテンプレートこちらのテンプレートをダウンロードしてお使いください。

2)いただいた情報をもとに審査を行い、審査通過者にはメールでお知らせ。
3)参加費をお支払いいただいた方にベースのエコバッグを送付。(もしくはピックアップ)
4)アートワークを施したエコバッグを指定日までに事務局宛に返送。
※最初に参加される会場までの作品の輸送費は各自でご負担ください。


参加費
2000円/ US/CAN $20.00 /130人民币
(エコバッグの保証金が含まれます)

※参加費は審査が通った段階でお支払いただきます。
※お支払い方法は、チェック送付(北米)、銀行振込(日本)、Paypal(その他の地域)

販売価格
最低販売価格9,900円よりスタート
(US価格$99)

※アーティスト本人が希望販売価格を設定します。
※作品が売れた場合、販売価格の50%がロイヤリティーとしてアーティストに還付されます。
※作品が売約した場合は、その旨をお知らせをするとともに、会期終了後にロイヤリティを銀行振込にてお支払い致します。その後も、引き続き新しいデザインでご参加されることが可能です。(2回目以降のエントリー費は1,500円となります)売約しなかった場合は、その作品がそのまま巡回展を回っていくことになります。もしも違うデザインのバッグを改めて出品されたい場合は、先に出品されています作品を一旦お引き取りいただいた上で、改めてエントリーを行なっていただくかたちになります。(その際のエントリー費も1,500円となります)
※残りの収益は運営費、およびチャリティーとして特定非営利活動法人 地球と未来の環境基金(http://www.eco-future.net/index.html)に寄付され、タイ、アマゾンなどで森林保全活動に役立てられるほか、「フェアトレード」を通じて途上国の自立支援に役立てられます。

注意事項
1)完成作品がバッグとして使用できることが必須条件となります。
2)お一人で同時に2点以上の出品はできません。
3)コンセプトが企画の主旨とそぐわない場合は、参加をお断りする可能性もありますので予めご了承ください。
4)販売目的でない作品は受付できませんのでご注意ください。
5)完成後の作品の総重量はバッグを含めて1.5kgを越えないようお願いします。

第5ステージ上海展エントリー締め切り→2008年12月10日

作品送付締め切り→2009年1月7日


作品送付先
Ligare Gallery
中国上海市康定路528弄D棟102室 (近西康路)邮编200040
Room No.102, Build. D, Kangding Road 528, 200040 Shanghai, China


【第6ステージ】ロンドン
【第7ステージ】ニューヨーク

お問い合わせはcool.decob@gmail.comまで。

decob特設サイトhttp://www.cool-ny.com/decob
言語
English / 日本語
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