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『COOL』は、世界で活躍するアーティストやニューヨークで注目のアートシーンなどを紹介していくアートマガジンです。創造するということ、かっこいいものを見ること、そこから感じる何かを世界中で共感できたらおもしろい!文化が違うとこんな違ったかっこよさもあるんだ!そんな発見・感動をしてもらえるボーダレスなアートマガジンを目指しています。現在、全米各地やカナダ、フランス、日本、中国などで発売中。誌面ではなかなか伝えられないタイムリーな情報や、バックナンバーに掲載されたインタビューなどをこのブログで公開していきます。
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アート都市トロント、世界へ発信!

トロントを舞台に活躍する若手アーティストを集めたスペシャル展覧会
トロント・アンダーグラウンド


Toronto Underground
Special Christmas exhibition - Selection of Toronto's most promising emerging artists




カナダ最大の都市、トロントはこれまでナイアガラ瀑布やニューヨークの陰に隠れた“知られざる都市”でした。あのNY以上に多民族で、それぞれのエスニックタウンが街を形成しているため、人種のモザイクと呼ばれ“ミクスド・カルチャー”ならぬ独自の“人種レス・カルチャー”を形成してきました。カナダ経済の急成長とトロント国際映画祭などエンターテイメント業界の発展ともにアート、ファッション、ミュージックシーンなど、トロント最大の魅力である人種を超えたクリエイティブに、今世界中から熱い視線が注がれています。

『トロント・アンダーグラウンド』展では、トロントで活躍する若手アーティストの中から特に注目される7人をセレクト。アジア系、フランス・ヨーロッパ系、など様々なバックグラウンドと同様に、絵画、プリント、写真、ミクスドメディアなど多様な形態での作品を展示販売いたします。

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参加アーティスト:
■tomolennon (ウェブサイトwww.tomolennon.com)
カナダで活躍する日本人アーティスト。都市に生きる女性をテーマに、その光と影をやわらかいタッチで描く独特の
作風が高く評価され、カナダ雑誌の人気投票では1 位に選ばれるなど、すでに海外では話題となっている。

■Fiona Smyth (ウェブサイトwww.fionasmyth.com)
カナダのコンテンポラリーアートシーンを牽引するモントリオール出身のアーティスト。作品はペインティングからイラストレーション、壁画、コミックなど多岐に渡り、幅広いファン層を獲得している。

■Nicholas Di Genova (ウェブサイトwww.mediumphobic.com)
ジャパニメーションを愛するカナダ版オタクアーティスト。太古の深海魚や鳥獣がモチーフの緻密なハンドドローイングが人気となり、北米、ヨーロッパ、そしてアジアへとファンを広げている。

■Kirsten Johnson (ウェブサイトwww.kirstenjohnson.com)
映画女優/監督でもある彼女の作品は、リアリズムとユーモアをもち併せた人物画が特徴。北米、ヨーロッパ、オーストラリアなどに多数のコレクター、ファンを持つ。

■Christopher Hutsul (ウェブサイトwww.hutsulville.com)
精密に彫り込んだ木版画で注目を集め、Toronto StarやWalrus Magazineなど数々の新聞雑誌で活躍後アーティストに転身。現在ビデオアートをはじめドローイング作品を発表し人気を集めている。

■Harvey Chan (ウェブサイトwww.i2iart.com/Chan)
香港出身のイラストレーター。トロントの名門OCAD卒業後、雑誌や絵本などで人気イラストレーターとなる。 これまで知事賞を二度受賞するなど今後の活躍が期待される若手の一人。

■Gregory John Hern
OCAD在学中からコンセプチャルなセルフポートレートで注目を集めるフォトアーティスト。2007年アートフェア『Queen West Art Crawl』でデヴュー。


『ART x LIFE』第2弾 『トロント・アンダーグラウンド』展
展示期間 2007年12月2日~ 1月31日
営業時間 AM10:00~PM10:00
-東京岩盤浴-


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-東京岩盤浴-
アートとふれあい 安らぎのひと時を過ごす
コンテンポラリー・アート展示スペース『ART x LIFE』

日本最大級の岩盤浴施設 東京岩盤浴は、お客様の心と体を優しく癒すオアシスでありたいと考えています。この度、アートを通して心の豊かさを感じていただく新しい試み『ART x LIFEギャラリー』をリラックススペースにオープンいたしました。

◆コンセプト------------------------------
体だけでなく心の豊かさも提供したい
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スパやサロンなど体をケアしたあとで、次にくるのが「心のケア」です。純粋無垢なアート作品を眺めることによって、本来の自分を取り戻す。そんなメンタルケア効果がアートにはあるのです。疲れやすい現代生活において、アートが果たす役割りはこれからますます大きくなることでしょう。お客様に、話題のコンテンポラリー・アート作品を身近にご覧いただき、体だけでなく「心の豊かさ」を感じていただきます。
カナダにて数々の展覧会を主催、企画してきた日本人コンテンポラリー・アート集団Centre of Japanese Arts and Culture(通称Cojac)の専属キュレーターが厳選した、これから活躍が期待される「旬」のアーティストたちを紹介して参ります。


■東京岩盤浴
日本最大級の岩盤浴施設として、東京都杉並区阿佐ヶ谷に2006年4月オープン。
運営会社:バリューアップ・パートナーズ株式会社 (Value-up Partners Inc.) 代表者 高松 豊

■住所: 東京都杉並区阿佐谷南1-36-4三幸ビル(パールセンター内)
■ウェブサイト: http://www.tokyoganbanyoku.jp/
■お問い合わせ
安藤さえこ 03-3311-8211(東京岩盤浴直通) shop@tokyoganbanyoku.jp

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マンハッタンのオフィス街、パークアヴェニューに面してそびえるランドマークとして知られるLever Houseここでは、中庭および一階ロビーをパブリック・アートの展示スペースとして利用し、一般公開している。ここで現在公開されている、イギリス人現代美術家ダミアン・ハーストの衝撃的な作品が話題を呼んでいる。

  

ロビー中央には、ホルマリン漬けにされた30頭の羊がズラリと並ぶ。頭部と胴体を分けられた羊は、それぞれ個別にホルマリンで満たされた水槽に収められ、ストレッチャーの上に置かれている。そこにさらに蛍光灯、吊り下げられた点滴、水の入ったガラスのコップ、砂、空の灰皿やバケツなど、様々な意味あり気な装飾が施されている。



水槽の列の最後尾にはひとつだけサメが入った水槽があり、そこには蛍光灯の代わりに、植木、メスや鉗子などの手術用具が置かれ、その周りには血液を思わせる赤い液体が滴っている。そしてなぜかこのサメの水槽の下に置かれた灰皿にだけは吸い殻が山盛りだった。

  

通りに面したガラス付近にはさらに不思議な作品が置かれている。2メートル以上ある巨大な水槽には同様にホルマリンが満たされ、その中には胴体を2枚におろされた巨大な牛、ソーセージ、傘、鳥カゴの中で翼を広げた白い鳩、アンティークのソファが収められている。水槽の左上にはシルクハットが置かれ、右手の縁にはステッキが掛けられている。

ロビーの両サイドのガラスには薬品の陳列棚が並び、その上にはそれぞれ時刻がまちまちの時計が掛けられており、すべての時計が左回りに時を刻む。

常にアート界にセンセーショナルな話題を振り撒き続けるハースト。Lever Houseの中庭に現在も展示されているハーストの巨大な彫刻作品『ヴァージン・マザー』は、そのグロテスクさゆえに賛否両論を巻き起こした。今回、都会の喧騒に曝されたこのショッキングな作品を、ニューヨークのビジネスマンたちは一体どのように捉えるのだろうか?
日本ではもうすっかりお馴染になった、アートイベント「GEISAI」。村上隆率いるKaikai Kikiが、芸術の未来を担う新人アーティストを育成するというコンセプトのもと、2001年夏に第一回目が開催され、以来回を重ねるごとにその規模と参加者を拡大し続け現在に至る。そして来月ついに「GEISAI」がアメリカ(マイアミ州)に初上陸する。

参加予定アーティスト:David Almeida
           Ananda Cavalli
           Charles Clough
           Quashelle Curtis-Christie
           Blane De St. Croix
           Eric Doeringer
           DOLLA
           Erica Eyres
           Danielle Giudici Wallis
           Bruce Gundersen
           Akira Ikezoe
           Masamitsu Katsu
           David Leroi
           Maria Adelaida Lopez
           Sumiko Nogi
           Kristin Posehn
           Lizabeth Eva Rossof
           Diana Shpungin & Nicole Engelmann
           Cordell Thurman
           TM Sisters


インフォメーション:2007年12月5日(水)〜9日(日)

          2136 NW 1st Ave (@ NW 21st Street)
          Miami, FL 33127 USA


---> GEISAI Miami 公式サイト
昨年、誕生20周年を迎えたギンザ・グラフィック・ギャラリー(ggg)。
ここは、1986年に大日本印刷株式会社がアート情報の受発信の場として、また社会貢献の一環として創設した、グラフィックデザイン専門のギャラリーだ。ほぼ1ヶ月単位で開催される若手/巨匠グラフィックデザイナーの個展や、国内外のグラフィックデザインに関する企画展は、東京で活動するクリエーターにとって常に情報を吸収できる格好の場となっている。


今回私が訪れた企画展は、世界の雑誌業界で先を走る10人のクリエーター達を紹介したものだった。彼らは各々の作品をパネルに展示するのみならず、シンガポール発のグラフィックマガジン『WERK』とのコラボレーションで、『WERK』を「アートとしての雑誌」として表現した。

別室では、彼らが手がけたエディトリアルデザインが壁一杯にディスプレイされていた。その光景は、まるでブルックリンやローワーマンハッタンのストリートで売られるアート作品を彷彿とさせる。さらに部屋の中央に置かれたプールには、波打つ水面のごとく大量の雑誌が敷き詰められていた。



クリエーターの作品展示パネル
『WERK』とのコラボレーション「アートとしての雑誌」


地下展示室の
壁一杯のエディトリアルデザイン、
プール一杯の雑誌




雑誌ひとつひとつのエディトリアルや装丁も、さすが先端をいくクリエーターの仕事だなと興味深いものではあったが、それ以上に、その展示風景に「雑誌をデザインするとはどういうことなのか」ということを強く感じさせられた。



テクノロジーや文化の変化により様々なメディアが現れる中でも、雑誌の存在というものは、今もまだ他のメディアには置き換えられないものだ。雑誌の存在意義を支える「デザイン」は、雑誌そのものだけでなく、雑誌のある光景や、雑誌を手に取る空間までもデザインできてしまうのではないだろうか。それが他のメディアとは違う「デザイン」の力なのだと思う。


今回のレポートは、いち雑誌制作者として、また、いち雑誌愛読者として、主観的に、感じたことを思うままに綴ってみたが、皆さんには是非この展覧会で「雑誌のある世界」を存分に楽しんでもらいたい。



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ギンザ・グラフィック・ギャラリー第257回企画展
日本雑誌協会・日本書籍出版協会創立50周年記念企画
WELCOME TO MAGAZINE POOL
雑誌デザイン10人の越境者たち


■ 会期
2007年11月2日(金)−11月27日(火)11am−7pm (土曜日は6pmまで)
◎ 日曜・祝日は休

■ キュレーター
藤本やすし(Yasushi FUJIMOTO)

■ 参加クリエイター
Christophe Brunnquell(クリストフ・フルンケル)
David Carson(デヴィッド・カーソン)
松本弦人(Gento MATSUMOTO)
羽良多平吉(Heikichi HARATA)
Jop Van Bennekom(ヨップ・ファン・ベネコム)
服部一成(Kazunari HATTORI)
M/M (Paris)(エム/エム パリス)
横尾忠則(Tadanori YOKOO)
Work In Progress(ワーク・イン・プログレス)
Yorgo Tloupas(ヨルゴ・トゥルーパス)

■ 会場
ギンザ・グラフィック・ギャラリー
入場無料
〒104-0061中央区銀座7-7-2 DNP銀座ビル

ggg (ginza graphic gallery)
http://www.dnp.co.jp/gallery/ggg/

WERK magazine
http://www.workwerk.com/
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text and photo by Mieko SAI

大好評発売中のCOOL最新号Vol.14では、アメリカ西海岸でインディペンデント・アーティストによる最先端デザインTシャツのブランドを展開するINDIE TEE. COMとCOOLによる、新人アーティスト&クリエイター発掘誌上コンペを開催中!





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厳正な審査によって選ばれた優秀作品は、INDIE TEE. COMより商品化され全米デビューを飾るほか、次号COOL Vol.16 Summer 2008 Issueにて、その作品とアーティストのインタビューが掲載されます!

※エントリーの締め切りは12月10日です。詳細についてはCOOL最新号 Vol.14をご覧下さい!!


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