『COOL』は、世界で活躍するアーティストやニューヨークで注目のアートシーンなどを紹介していくアートマガジンです。創造するということ、かっこいいものを見ること、そこから感じる何かを世界中で共感できたらおもしろい!文化が違うとこんな違ったかっこよさもあるんだ!そんな発見・感動をしてもらえるボーダレスなアートマガジンを目指しています。現在、全米各地やカナダ、フランス、日本、中国などで発売中。誌面ではなかなか伝えられないタイムリーな情報や、バックナンバーに掲載されたインタビューなどをこのブログで公開していきます。
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「ART WALK」 4/25-5/22/2009
24名のアーティストが4つのコンドミニアムビルディング、17ユニットを利用して行ったアートエキシビジョン。オープニングレセプション(来客数650名)では、コンドミニアムビルのパブリック、スクリーニングスペースにて10名のフィルムメーカーによるスクリーニングが開催された。
「SAKURA EXHIBITION」 5/7-6/21/2009
東京をベースに活動するクリエーターチーム"百華”の企画 ”sakura exhibition” のアーティスト139名、作品202点を、東京のマンションを意識して建設された新しいタイプのコンドミニアムビルディング ”ISHI" の10ユニットを利用して展示したアートエキシビジョン。オープニングレセプション(来客数250名)では、太鼓ドラムパフォーマンス、ジャパニーズトラディショナルダンスパフォーマンスが開催された。
ニューヨークのブルックリンで行われたこのアンダーグラウンドな2つのプロジェクトは、アメリカのエコノミーの打撃を象徴するかのような新しい形のアートエキシビジョンの幕開けとなった。わたしはこのプロジェクトにキュレーターとして参加しているのだが、最初に感じたのは、これからアートの存在はもっと生活の一部になりつつあるだろうということだ。
いまハーバード大学などの有名大学が、このエコノーミーダウンについてメディアなどから多くのバッシングや疑問を投げかけられているという。ビジネスの本質は ディテールではなく数字のみを追求したエディケーションをおこなっていたのではないかと。わたしは、これからの世界の救世主となりうる存在はアートだと考える気持ちを押えずにはいられない。
まずこのプロジェクトの内容についてだが、ブルックリンの治安の悪い地域の町おこしと活性化を兼ねて建設された、モダンなギャラリーのような外観の美しいコンドミニアムが舞台となる。その空間を利用し、エキシビションを行なうことにより、多くの人にこの地域を知ってもらうこと、興味を持ってもらいコンドミニアムを購入するとアートや家具も一緒に購入ができること、たくさんの人が訪れることにより町自体の活性化やエコノミーの改善につながることなど、多くのメリットがある。
しかし、地元の住民やローカルアーティストは地域全体の物価や家賃が上がるのではないかと心配している。だがこの意見を聞いた地元アーティストもART WORK に参加している。新しいものを受け入れる行為は誰もが最初は戸惑いを感じるものなのだろう。最終的には、この町の新しい住民、古い住民すべてが “WINWIN” なシチュエーションになるように、いま何が出来るのだろうと思う。そしてこの活動自体がアートではないかと感じる。これは時代が生んだ新しいアートのスタイル、そして使命なのではないだろうか。
arisa itami
arisaは音楽とアートで愛を伝える。ジャズシンガー、俳優、キュレーターである日本人のアーティスト。NY、ブルックリンを拠点に活動している。 彼女の活動は、折り紙のアートワークをアフリカ、ナイジェリアの子供に教えるために2008年にアフリカへ。アートを生活の一部に、アートを通して世界を変える活動“zank&mars organizationの創立者、芸術の文化革命70年代にモダンアートの発生地であるブルックリンにてヲウチギャラリーを運営する。アーティストとしては2007年のアトランタコカコーラ博物館の壁画チームとして活動。彼女の思い『LIFE IN ART』がかたちになった “min-gei” は、1920年代後半に日本で開発された”民芸運動”を、今世紀の新しいしタイルとして復活させようとする考えから始まる。民芸運動とは、日用品や日用雑器等、無名の職人たちによって作られた民衆的工芸品の中に美を見いだし、世に紹介するという活動で、”min-gei"は、この民芸運動に”アートを私たちの生活の一部にする”という新しいコンセプトを加え、今の時代に再生させることを目的とし、アートを何か特別で手の届かないものとして考えるのではなく、まるで日用品の様に身近にあり、私たちの生活に深くかかわっているものだと考える様に、“min(みんなの)ーgei(芸術)とし、世界に紹介する。
【関連リンク】
www.min-gei.com
www.arisawork.wordpress.com
www.helloliving.com
http://www.sakura-ex.info/
http://www.youtube.com/watch?v=RlYcs5O__C4
24名のアーティストが4つのコンドミニアムビルディング、17ユニットを利用して行ったアートエキシビジョン。オープニングレセプション(来客数650名)では、コンドミニアムビルのパブリック、スクリーニングスペースにて10名のフィルムメーカーによるスクリーニングが開催された。
「SAKURA EXHIBITION」 5/7-6/21/2009
東京をベースに活動するクリエーターチーム"百華”の企画 ”sakura exhibition” のアーティスト139名、作品202点を、東京のマンションを意識して建設された新しいタイプのコンドミニアムビルディング ”ISHI" の10ユニットを利用して展示したアートエキシビジョン。オープニングレセプション(来客数250名)では、太鼓ドラムパフォーマンス、ジャパニーズトラディショナルダンスパフォーマンスが開催された。
ニューヨークのブルックリンで行われたこのアンダーグラウンドな2つのプロジェクトは、アメリカのエコノミーの打撃を象徴するかのような新しい形のアートエキシビジョンの幕開けとなった。わたしはこのプロジェクトにキュレーターとして参加しているのだが、最初に感じたのは、これからアートの存在はもっと生活の一部になりつつあるだろうということだ。
いまハーバード大学などの有名大学が、このエコノーミーダウンについてメディアなどから多くのバッシングや疑問を投げかけられているという。ビジネスの本質は ディテールではなく数字のみを追求したエディケーションをおこなっていたのではないかと。わたしは、これからの世界の救世主となりうる存在はアートだと考える気持ちを押えずにはいられない。
まずこのプロジェクトの内容についてだが、ブルックリンの治安の悪い地域の町おこしと活性化を兼ねて建設された、モダンなギャラリーのような外観の美しいコンドミニアムが舞台となる。その空間を利用し、エキシビションを行なうことにより、多くの人にこの地域を知ってもらうこと、興味を持ってもらいコンドミニアムを購入するとアートや家具も一緒に購入ができること、たくさんの人が訪れることにより町自体の活性化やエコノミーの改善につながることなど、多くのメリットがある。
しかし、地元の住民やローカルアーティストは地域全体の物価や家賃が上がるのではないかと心配している。だがこの意見を聞いた地元アーティストもART WORK に参加している。新しいものを受け入れる行為は誰もが最初は戸惑いを感じるものなのだろう。最終的には、この町の新しい住民、古い住民すべてが “WINWIN” なシチュエーションになるように、いま何が出来るのだろうと思う。そしてこの活動自体がアートではないかと感じる。これは時代が生んだ新しいアートのスタイル、そして使命なのではないだろうか。
arisa itami
arisaは音楽とアートで愛を伝える。ジャズシンガー、俳優、キュレーターである日本人のアーティスト。NY、ブルックリンを拠点に活動している。 彼女の活動は、折り紙のアートワークをアフリカ、ナイジェリアの子供に教えるために2008年にアフリカへ。アートを生活の一部に、アートを通して世界を変える活動“zank&mars organizationの創立者、芸術の文化革命70年代にモダンアートの発生地であるブルックリンにてヲウチギャラリーを運営する。アーティストとしては2007年のアトランタコカコーラ博物館の壁画チームとして活動。彼女の思い『LIFE IN ART』がかたちになった “min-gei” は、1920年代後半に日本で開発された”民芸運動”を、今世紀の新しいしタイルとして復活させようとする考えから始まる。民芸運動とは、日用品や日用雑器等、無名の職人たちによって作られた民衆的工芸品の中に美を見いだし、世に紹介するという活動で、”min-gei"は、この民芸運動に”アートを私たちの生活の一部にする”という新しいコンセプトを加え、今の時代に再生させることを目的とし、アートを何か特別で手の届かないものとして考えるのではなく、まるで日用品の様に身近にあり、私たちの生活に深くかかわっているものだと考える様に、“min(みんなの)ーgei(芸術)とし、世界に紹介する。
【関連リンク】
www.min-gei.com
www.arisawork.wordpress.com
www.helloliving.com
http://www.sakura-ex.info/
http://www.youtube.com/watch?v=RlYcs5O__C4
PR
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